全国高校総体(奈良インターハイ)で堂々の3位! |
7月28日から8月4日、奈良県で行われました全国高校総体(インターハイ)で、土浦テニス協会の海外育成選手であるイー ジェムン(李在紋:東風高校1年生)選手が、全国高校テニス男子6万人の第3位に輝きました。
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今回、高校総体が行われました奈良県橿原運動公園テニスコートでは人工芝でできた球足の遅いコートに雨天の合間を縫っての進行ということもあって、水を含んだボールが重く膨らみ打球のスピードが極端に削られるという守備型選手が圧倒的有利の状況となりました。
有力な攻撃型の選手が次々と早いラウンドで敗退していく中、攻撃型最先端の李在紋選手が1年ながら3位となったことは特筆すべき快挙といえます。会場では大変な注目を浴びたと聞きます。
実は、準決勝で対戦し敗退した第2シードの田川選手(3年)には、前回の埼玉ITF(国際大会の決勝)で勝っていましたので、条件さえ不利でなければ十分に勝てる可能性もあったためとても残念です。
スコアも“6-8”と大変競っており、本来ならば3セットマッチであったこの準決勝が、雨天による遅延進行のため8ゲームマッチに短縮されたことも、日本特有のこの短縮マッチに不慣れな李在紋選手にとって不利に働いたことも否定できないと思われます。
しかしながら、ようやく日本の生活に慣れてきた若干高校1年生が、この特殊なインターハイという舞台で3位となったことは、土浦市、土浦テニス協会としても大変な収穫と言わざるをえません。
なお、海外育成選手のもうひとりの朴圭民(1年)選手も3ラウンドまで勝ち上がりベスト32いう素晴らしい成績を上げました。
[李在紋コメント]
今回の大会では自分の弱点を知ることができました。大切な場面での決め球の精度に欠けるので今後はここ一番のメンタルの獲得に集中したいと思います。また、8ゲームマッチという試合方式の厳しさも勉強になりました。
[メディア関連]
1年生の活躍ということもあって、大会序盤からとても話題となっていました。「Jスポーツ」からも連日インタビューがあり、ボールの質が違うので注目しているとのこと。
テニスマガジン、テニスクラシックなどのテニス雑誌数社からも大会での感想を聞かれました。